CS21 コミュニケーションスクエア21

第21回 ピポ・ユニバーサル駅伝 2024

コミュニケーション・スクエア21(CS21)の歩み

 1999年に「どうぞ・ありがとう」を合言葉に、叶内路子によってスタートしたNPO法人コミュニケーション・スクエア21(略称CS21)。2001年8月に特定非営利活動法人として認定され、以降、約1/4世紀に渡って活動してきました。

性別、年齢、国籍、障がいの有無……。社会にはさまざまな方がいらっしゃいます。CS21は皆が互いに認め合い、支えあう共生社会の実現を目標にその活動がスタートしました。その一つが、ボランティアの方々をはじめ、様々な人に支えられて20年間に渡って実施しているユニバーサルスポーツ大会『ピポ・ユニバーサル駅伝』です。2023年までにおよそ延べ約6000人の人たちや約300社の協力企業・団体によって開催されています。

 今まで、経済大国を目指してたどり着いたバブル時代が終焉を迎えた20世紀後半には、ノーマライゼーション、バリアフリー、シルバーシート、ユニバーサルデザインなどの言葉を日常的に見聞きするようになりました。

CS21は、これまで ユニバーサル社会の到来を目指し、高度経済成長の中で活躍する企業の社会貢献活動を行ってこられた様々な方々と協働してきました。その活動は、全ての人々、人種、障害の有無、年齢などに関わらず、等しく基本的人権をもち尊重されるという理念に基づいたものです。

現在、ユニバーサル社会に向けての方向性は、ダイバーシティ-(多様性)、インクルーシブ、LGBT、合理的配慮などの考え方や、プライオリティシートやオリパラの開催など様々な活動で具現化されています。

しかし、残念ながらまだまだ理想とする共生社会が実現できているとは言えない状況です。CS21はユニバーサル社会の実現に向け、総合的且つ一体化するための様々な草の根の活動を実践していきます。

 今後も、活動スタート時のCS21の活動理念である共生社会の実現をキーワードに皆さま方のご支援やご協力を頂きながら、心地よい社会を目指し、心地よい活動をしていきたいと考えています。


●CS21の活動状況

1999年 叶内路子によりコミュニケーション・スクエア21が設立される。

2001年〜2005年
ピポ・ユニバーサル駅伝の前進となるユニバールスポーツの取組みとして、東伊豆稲取にて『報知東伊豆クロスカントリー大会』の一部門で「第1回ユニバーサル駅伝』を実施。(以降、2005年まで続く)
2004年
新宿区にてノーマライゼーション社会をテーマに小中学校での講座『自転車の歩道通行と高齢者の歩行の安全確保』開催
2005年 ふるさと合唱隊で健康づくりイベント開催
2006年 地域活動のコミュニケーション力講座開催
    第5回ピポ・ユニバーサル駅伝開催
2007年 心のバリアフリー自主映画「無名の人」上映
    自然体験活動「親子の寺子屋」実施
    第6回ピポ・ユニバーサル駅伝開催
2008年 高齢者・障害者のピポ・ユニバーサルトラベル支援事業開催
    第7回ピポ・ユニバーサル駅伝開催
2009年 第8回ピポ・ユニバーサル駅伝開催
2010年 第9回ピポ・ユニバーサル駅伝開催
    叶内路子逝去
    大塚公彦新理事長就任
2011年 第10回ピポ・ユニバーサル駅伝開催
2012年 第11回ピポ・ユニバーサル駅伝開催
2013年 第12回ピポ・ユニバーサル駅伝開催
2014年 第13回ピポ・ユニバーサル駅伝開催
2015年 第14回ピポ・ユニバーサル駅伝開催
2016年 第15回ピポ・ユニバーサル駅伝開催
2017年 第16回ピポ・ユニバーサル駅伝開催
2018年 第17回ピポ・ユニバーサル駅伝開催
2019年 第18回ピポ・ユニバーサル駅伝開催
2020年 第19回ピポ・ユニバーサル駅伝中止
2021年 コロナ感染症拡大のため活動休止
2022年 コロナ感染症拡大のため活動休止
2023年 大塚公彦理事長逝去。大神田義彦新理事長就任
    第20回ピポ・ユニバーサル駅伝開催

※2019年〜2022年は、コロナ感染症拡大のため中止。

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テーマの著者 Anders Norén